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クリーンルームの装置はどうなっているの?

query_builder 2021/10/08
コラム
22
クリーンルームにはたくさんの装置があり、それぞれのグループに分類されています。
そこで今回は、クリーンルームの装置と主な設備内容について見ていきましょう。

▼クリーンルームの装置と役割
クリーンルームにはいくつもの装置があり、それぞれに役割があります。

■そもそもクリーンルームとは?
クリーンルームとは、さまざまな品物を作るにあたり、人の目に見えないゴミや不純物を取り除くことができる部屋のことです。
精密機器や食品など、あらゆる分野で必要とされている特殊な部屋のため、いくつもの装置でできあがっています。

■空調・除塵設備
空調・除塵設備では、クリーンルーム内の温度を適切に維持しながら、空気も清浄に保つようになっているのが特徴です。
また、塵などの細かい不純物を取り除くための装置を管理していますので、あらゆる不純物が取り除かれる設備となっています。

■ユーティリティ設備
ユーティリティ設備は、冷却水や純水、特殊材料ガスなどを供給する装置で、生産工程で必要になる設備です。
水はさまざまな生産において必要不可欠と言っても過言ではありませんので、欠かせない装置と言えるでしょう。

■熱源設備
熱源設備は、クリーンルーム内のさまざまな装置を動かすために不可欠な装置です。
これがないと、クリーンルームそのものが動きませんので、まさに心臓部となる装置ですね。

■監視・制御設備
最後が、クリーンルームのあらゆる装置を監視し、制御する設備です。
それぞれの装置が正常に動いているかを監視し、おかしければ即座に停止させることによって、装置の不具合から起こる設備への悪影響を最小限に留めています。

▼まとめ
目に見えないゴミや不純物を含まない完全に清潔な品が作れるのは、クリーンルームのおかげだということがわかりました。
弊社は正確な機械図面が欠かせないクリーンルームの設計・製図を得意とし、多くのご依頼を承ってまいりました。
クリーンルームに関することは、弊社にお気軽にお問い合わせください。

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