ベンチマークとは？ | コラム | 東京都世田谷区 三軒茶屋駅【Bte 株式会社】

よく耳にするカタカナ言葉の中には、意味がよく分からないものがしばしば存在します。
そこで今回は、ベンチマークとは何かについて見ていきましょう。

▼分野によって分かれるベンチマークの意味とは
「ベンチマーク」にはもともとの意味と、分野によって異なる意味があります。

■ベンチマークのもともとの意味とは
ベンチマークは、英語で「水準」「基準」という意味です。
水準や基準といった言葉はさまざまな場面で利用できるため、どんな場面で使うかで意味合いが変わってくるところが、理解を難しくさせていると言えますね。

■測量の分野
測量の分野で使われるベンチマークは、「水準点」を意味します。
水準点とは、建築物の高さや位置、高低差などのことで、これらを定めてから測量に取り掛からなければなりません。
しっかりした建物を建てるためにも、測量分野でのベンチマークは非常に重要です。

■IT分野
IT分野におけるベンチマークとは、パソコンやスマートフォン、タブレットなどのハードウェアと、これらの内部にインストールされているソフトウェアの両方に対して使われます。
ハードとソフトの両方における動作速度や、性能を評価する際の基準となるのがベンチマークです。
IT分野では、性能の基準となる評価を定めるために、定期的に「ベンチマークテスト」と呼ばれるテストを実施しています。

▼まとめ
ベンチマークの意味は「水準」や「基準」ですので、さまざまな分野で使われます。
ただ、分野によって意味する内容が異なるため、理解しにくいのも無理はないですね。
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