Blog&column
ブログ・コラム

生産ラインの改善方法について

query_builder 2021/12/22
コラム
32
今回は、生産ラインの改善方法について見ていきましょう。

▼生産ラインの改善方法
生産効率をアップするには、生産する上での製品や人の移動ロスを減らし、効率のいい生産方法を選ぶ必要があります。
生産ラインのムダを改善するのに効果的な生産方法には、大きく分けて3つの種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。

■ライン生産方式
ライン生産方式とは、ある一つの製品を流れ作業などで、連続的に生産する方式のことを言います。
ライン生産方式には以下のような特徴があります。
・大量生産に向いている
一定速度で生産し続けることができるので、生産量が正確に把握でき、大量生産に向いています。
・教育コストがかからない
ある一定の製品を、決められた人員で作り続けるので、新たに教育コストがかかりません。
・多品種生産の場合は複数のラインが必要となる
異なる製品を生産する場合は、ラインを分けて製造をおこなう必要があります。

■セル生産方式
セル生産方式とは、1人、または少人数で製品の組み立て工程を完成する作業のことを言います。
セル生産方式には以下のような特徴があります。
・多品種の少量生産が可能
セル生産方式は、個別のセルによって生産をおこなうので、多品種の少量生産が可能となります。
・作業員のスキルが必要
セル生産方式では1人の作業員が複数の業務をおこなうので、それなりのスキルが求められます。

■ロット生産方式
ロット生産方式とは、製品ごとに決まった数量でグルーピングし、その数量単位でまとめて生産する方式のことを言います。
ロット生産方式には以下のような特徴があります。
・生産管理がしやすい
それぞれの作業を計画的に組み立てることができるので、生産管理がしやすくなります。
・製品の品質UP
ロット生産では、生産ラインを集中することができるので、製品の品質UPに繋がります。

▼まとめ
生産ラインの効率を高めるには、製品の数量や、品種の数に合わせた生産ラインを作る必要があります。
弊社では、機械図面の設計・製図のご依頼を承っております。
生産効率UPに効果的な、機械の設計に関するご相談も、是非お任せください。

NEW

  • 生産ラインと製造ラインの違いは何?

    query_builder 2022/12/02
  • 工場の生産効率を高めるポイントについて

    query_builder 2022/11/01
  • 生産ラインの立ち上げで考えたいポイントとは

    query_builder 2022/10/03
  • 図面を理解する方法について

    query_builder 2022/09/05

CATEGORY

ARCHIVE