クリーンルームでの服装について | コラム | 東京都世田谷区 三軒茶屋駅【Bte 株式会社】

今回は、クリーンルームでの服装についてまとめていきたいと思います。

▼クリーンルームでの服装について
クリーンルームでは、作業者から出るほこりやゴミによる汚染を防ぐ為に、「作業服」や「作業靴」、「手袋」や「マスク」を着用しなければなりません。
それぞれどのような特徴や機能をもっているのか、ご紹介していきましょう。
■作業服
作業服は、作業工程の洗浄度に合わせて、選ぶ必要があります。
作業服には、着衣からの繊維くずや、人体についている微量のほこりやゴミが、製品に影響を及ぼすのを防ぐ機能があります。
作業服と私服等を一緒に保管すると、私服についているゴミが作業服に付着してしまう恐れがあります。
作業服と私服は必ず分けて保管するようにしましょう。

■作業靴
靴の裏に付着した汚れや、靴下の繊維によって、クリーンルームが汚染されないよう、作業靴を履きます。
外で履く靴と、作業靴を一緒に保管すると、外の汚れが作業靴にも付着してしまうので、必ず分別して保管するようにしましょう。

■手袋
クリーンルームでは、指先に付着している油分や異物を製品に付着させない為、手袋を装着します。
手袋には、ニトリル手袋、ラテックス手袋、インナー手袋があり、製品の種類やクリーンレベルに合ったものを選びましょう。

■マスク
皮膚や唾が製品に付着しないよう、クリーンルームではマスクを付けましょう。

▼まとめ
洗浄度の規格は、クラスを用いて呼ばれるのが一般的となっています。
クリーンルームで着用する作業服や作業靴、手袋を選ぶ際は、クラスにあったものを選びましょう。
弊社では、省力機械やクリーンルーム内の装置で使われる「防塵機械」など、多様な分野にわたって設計実績がございます。
クリーンルームの洗浄度管理に関するご相談も、お気軽にお問い合わせください。