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クリーンルームの管理基準について

query_builder 2022/03/01
コラム
37
今回は、クリーンルームの一般的な管理基準について見ていきましょう。

▼クリーンルーム 管理基準
クリーンルームの清浄度規格によって、求められる管理内容や製造内容が異なります。
クラス別の一般的な管理基準について見ていきましょう。
■クラス1~100
半導体工場は、洗浄度のクラスが1~100になり、ハイレベルな塵やほこりの管理が必要となります。

■クラス100~10,000
電子部品工場や光学機械工場、精密工場は、洗浄度のクラスが100~10,000になり、それぞれ管理内容が異なります。
・電子部品工場…製品の生産性の向上と品質管理が求められます。
・光学機械工場…高精度製品への対応と品質管理が求められます。
・精密工場…微細な塵やほこりの除去と、製品の品質管理が求められます。

■クラス100~100,000
薬品・食品工場は、洗浄度のクラスが100~100,000になり、虫の侵入対策が求められます。

■クラス1,000~100,000
印刷工場や自動車部品工場、手術室・治療室は、洗浄度クラスが1,000~100,000になり、それぞれ管理内容が異なります。
・印刷工場…製品の仕上がりや品質管理が求められます。
・自動車部品工場…鉄の切粉、鉄の焦げなどへの対策が求められます。
・手術室・治療室…空気汚染への配慮が求められます。

▼まとめ
安全で安心な製品を製造するためには、該当する製造内容に合わせた管理方法をおこなうことが大切です。
三軒茶屋にある、Bte株式会社では、産業動力とエネルギー変革を支える機械の設計業務を、30年以上に亘って手掛けています。
洗浄度規格やクリーンルームの管理方法に関するご相談も、お気軽にお問い合わせください。

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