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クリーンルームでの作業と4つの原則について

query_builder 2022/04/01
コラム
39
今回は、クリーンルームでの作業と4つの原則について見ていきましょう。

▼クリーンルームでの作業
クリーンルームでの仕事と聞くと、専用の作業服を着用 し、ほこりやゴミが入らないよう慎重に作業をおこなうというイメージがありますよね。
大まかに言うとそのような内容の職種になる訳ですが、クリーンルームで作業するには、4つの原則と言うのが重要なポイントになります。
■4つの原則とは
クリーンルームの洗浄度を維持するためには、「持ち込まない」、「発生させない」、「堆積させない」、「排除する」といった
4つの原則を厳重に守らなければなりません。

?持ち込まない
体についているほこりや塵をクリーンルーム持ち込まないよう、作業服、作業靴、手袋、マスク(フード付き)を装着します。
使用する材料や資材は洗浄してから持ち込み、人の出入りの際はエアーシャワーで、室内への汚れや細菌の持ち込みを防ぐことが大切です。

?発生させない
防塵衣を正しく着用し、無駄な動きによってほこりが舞うことがないよう注意が必要です。

?堆積させない
クリーンルームの中は、小さなゴミやほこりが溜まらないよう、清掃しやすい構造にします。
配線は束ねて持ち上げ、床に置かないように気を付けましょう。

?排除する
勤務前に清掃を丁寧におこない、不要なものはクリーンルームの外へ排出しましょう。

▼まとめ
クリーンルームで作業する人が、汗をかいてしまうと、そこで製造している製品にも影響が出てしまいます。
その為、クリーンルームを管理する立場の方は、作業する人が快適だと感じる温度や湿度にも気を配る必要があります。
弊社では、お客様のご要望に応じて、半導体ウエハ検査装置やハードディスク表面検査装置などの機械設計・製図を請け負っています。
クリーンルーム仕様の、機械の設計もお任せください。

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